弁護士に借金問題を相談すべきタイミングはいつですか？

借金問題で悩んでいるが、弁護士に相談するとしたらどのタイミングで相談すべきなのかわからず、相談をすることを躊躇されている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、弁護士に相談するタイミングは早いに越したことはありません。

以下、早めに相談をした方がよいケースをご紹介します。

病気やケガ、景気の悪化等のために収入が減少したり、あるいは支出が増えてしまったり、借入金額が大きくなりすぎてしまったりなどして、借金を返済する余裕が無くなってしまうこともあると思います。

もしこのような状態になってしまい、借金の支払いを滞納してしまうと、債権者から催促の電話や手紙が届くようになり、場合によっては一括で残額を支払うように請求されることがあります。

このようなリスクを避けるために、借金の返済を滞納している方、あるいは滞納しそうで不安だと感じられたら、早めに弁護士にご相談ください。

収入の中では月々の返済金額に足りず、どこかから借入れをして他の返済に回すような、いわゆる自転車操業の状態になってしまう方もいるかと思います。

そのような状態が続くと、徐々に借金の金額が膨らんでいき、気がついたら借入れの枠を使い切ってしまい、多額の借金を抱えているが返済もできないといった状況に陥ってしまうことがあります。

借金の金額が大きくなりすぎると、自己破産や個人再生といった裁判所を通じた手続きによって、借金の金額を免除・減額してもらわなければ生活が立て直せなくなってしまう可能性が高まります。

その場合、様々な書類を集めなければならなかったり、長期間、信用情報に傷がついてしまったり、自己破産の場合には一定金額以上の価値のある財産を処分しなければならなくなったりするなどのデメリットが生じ得ます。

借金の金額が大きくなりすぎる前に、早めに弁護士に相談した方がよいと思います。

月々の返済はできているが、利息が高く元本が減らない、いつまで借金を払い続ければよいのか見通しが立たないとお悩みの方もいるかもしれません。

任意整理という方法を使えば、将来的な利息をカットしてもらえる可能性がありますし、分割弁済の期間も交渉によって決まりますので、完済までの見通しを立てることもできます。

以上のような状態にすでになってしまっている方、あるいは自分もそのような状態になってしまうのではないかとご不安に思われている方は、一度当法人にご相談いただければと思います。